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何のため?

「思想の言葉は、問題を解決し、ひとを納得させるためにあるのではない。それは、新たな問題を提起し、ひとを困惑させるためにこそある」(東浩紀・大澤真幸『自由を考える』より)

『存在論的、郵便的』で高度に抽象的なデリダ論を展開した東氏の、大澤氏との対談。
ジジェクやアガンベンの思想から、現代社会のアクチュアルな問題をえぐり取る。
僕はその思考と論理に圧倒されながら、ただ嫉妬するしかない。

手にした言葉や思想たちによって、「至高の現実」が異なった表情を見せ始めるとき、それは残酷なほど幸せな瞬間だ。

では、見聞した現実の欠片たちは、何を導くのか。
地に始まり終わりたいという想いとは裏腹に、ずっと浮遊し続ける。
どこに着地したいのか、それとも飛び続けていたいのか。

「フィールドワークは、…のためにこそある」

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