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行ってきます

呪術研究会。そんな怪しさ一杯の集まりに僕は属している。そして、そのメンバーたちが先週末、ここ宮崎に集結した。目的はもちろん、人間の心の一番深い部分を知るカギになる(と僕たちは考える)呪術についてのより一層の理解を深めるため。冗談ではない。

文化人類学や東南アジア文化論など講義で教えながら、僕のコアな専門は実はフィリピンの呪術。今回も、そのケースから得られた「呪術の他者性」という知見をもとに、フィリピン、タイ、インドネシア、そしてオセアニアやロシアの呪術研究者に向けて発信と受信を交差させた。とても実りのあるものだった。

2日間の研究会と、打ち上げやエクスカーションのダメージをやや引きずりながら、今日は勤務先で前期入試業務に従事。うちに来るかもしれない受験生達の真摯なまなざしにさらされた瞬間に、頭はとってもクリアになった。試験は無事終了。お疲れさまでした。

というわけで、僕はあと数時間後から2週間のフィリピン行きです。行ってきます!

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Comments

「呪術研究会」宮崎に何名くらい集まったのでしょうか?

”人間の心の一番深い部分を知るカギになる呪術”
それは自分の?それとも他人の心の深い部分を知るカギですか?
文字とおり”人間”すべての?

”それ”を知りたいと思うのが文化人類学者さんなの…かな???

フィリピンで有意義な研究ができるよう祈ってます!
楽しいお時間を!!

Posted by: | February 26, 2008 10:49 AM

フィリピン、いってらっしゃい。

いまだにそのコアな世界が見えてこないのですが…いつかゆっくり語り明かしてほしいです。

また東京にも寄るときは声かけてくださいね!

Posted by: しゅんすき | February 26, 2008 11:47 AM

>名無しさん

コメントありがとうございます。呪術が明らかにするという見通しは、具体的な他人と、呪術自体に含みこまれている抽象的な他者性の双方のレベルを貫いています。そして、その二重のレベルは、いずれも「他者」を経由して「自己」を理解するという文化人類学の人間理解の構えと深くかかわっています。

そんな一見エキセントリックながら野心的なプロジェクトに、現在十数名がかかわっています。アウトプットを期待してくださいね。

>しゅんすき

コメントありがとう。無事に昨夜到着しました。今は、ロビンソン@エルミタからです。

コアな世界だから見えないのではなくて、それぞれがフィリピンにアクセスする際のルートの違いなのではないでしょうか。

そういう意味では、君の見てきたフィリピンと僕のそれを、ぜひ一度交差させて見たいものですね。またゆっくり話したいです。

宮崎にも一度遊びに来てください。

Posted by: azuma | February 27, 2008 06:30 PM

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