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移動とリピート

ボラカイを後にして、ロハスにやってきた。船とヴァン2台を乗り継いで4時間ほど、けっして遠くはない距離だが、場所の持つ雰囲気とイメージ、そして僕の中に刻みついた記憶の濃度はまったく異なる。今夜は、滞在先の家族と再会を喜びながら静かな夕食をとる。明日からの調査のため、心のチューニングを整える。

ボラカイでは、すっかりお世話になってしまったダイブショップの人たちとの別れを寂しく思いながら、また必ず戻ってきますとリピート宣言を残してきた。けれども、ダイバーは非常に移動性の高い人種なので、多分次に戻ってもきっと会えないだろう人もいる。そして、それはよく考えたら、同じく移動性の高いフィリピン人にも人類学者にも共通の、旅と出会いと別れという必然的に埋め込まれた宿命なのではないだろうか。

今回、英語で「Boracay Again」だとか日本語で「行ってらっしゃい」という見送りの言葉を何度か耳にしたが、それはこの移動性の高いビーチリゾートで、またきっと会いましょうねという願いを送る呪文のようなものなのだろう。いまここで別れるからこそ、いつかどこかでまた出会うかもしれない。そんな移動の連鎖が結果として織りなすリピートという観点から、少しこの島を眺めてみたい。

だから僕もまた、きっと戻ります。お世話になりました

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それまでゴエモンも元気でね。

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