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ボラカイ調査終了

「そうですか、つまりフィリピンに、なんだか分からないけれど魅力を感じていて、その中で一番気に入って住みやすいボラカイに移住してきた、と言うことですね」

ひとしきり話を聞いた後に僕がそういうと、「えー、それじゃあ何か普通だなー」とその人は言った。そうだよなー、そんなことじゃないんだよなと僕も思う。

ある場所やある人たちに、どうしようもなく惹きつけられてしまうマジックやトリックを解き明かせ。そんな命題だけ抱えて、今日僕はボラカイを去る。多分ヒントは楽屋裏にあるのだという予感はあるのだが、どうだろうか。そういえば、微細で切実な生活世界に否応なく巻き込まれていたロハスのフィールドワークと比べて、ボラカイでは毎日壮大な仕掛けによるアトラクションを眺めながら参加している感じ。もちろん単純に比較できない要素は一杯あるのだけれど。

今回もお世話になった方々、ありがとうございました。きっとまたリピートしてしまうと思うけれど、それまでお元気で。

2

ばいばーい。

3

ゴエモンもばいばーい。

4

「ジュッ」というサンセット。


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Comments

>ある場所やある人たちに、どうしようもなく惹きつけられてしまうマジックやトリックを解き明かせ。

僕自身、そんな言葉にならなかったですが、すごくいいヒント、問いになりました。

僕は今回の調査、ワガドゥグのストリートの空間ということに着目して調査を進めています。なぜそこに彼らは居て、たまに立ち去っては戻ってくるのか、そんなところに問題意識を持っていました。今調査をしながら活動しているNGOのボスは、ストリートチルドレンの保護をしつつも、「ストリートにも彼らの生きる場所はある」と言って子供たちを何度もストリートに帰してしまいます。もちろん、このNGOの状況がそうさせてしまう部分もあるのは確かですが、何か別のものがあるような気がします。けんたろうさんのこの問いに似たモノがこの次にくるような気がします。

けんたろうさんのアウトプット楽しみにしてます。

Posted by: 荒熊 | September 08, 2008 06:23 AM

>荒熊さん

フィールドワークは順調ですか?

そういえば、ある場所やある人たちにどうしようもなく惹きつけられているのは、他でもない僕たち人類学者なのかもしれませんね。一番離れて見ているようで、一番ベタに埋没してしまっているような気がしています。

お互いの成果報告をエサに、ぜひ一杯。

Posted by: azuma | September 15, 2008 04:57 PM

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