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呼び出しではないのに

昨日から今日まで泊まりがけで、県北部の高校を回ってきた。入試関係のお仕事。

2日間で9つの高校を回った。学校の学力レベル、立地環境、私立か公立か、普通科か専門科かなど、それぞれ異なった高校で、建物も雰囲気も全然違って面白かった。

校長不在だった1校以外では、すべて校長室に通された。職員室とか、進路指導室でも話をした。高校生の頃だったら、一番行きたくないベスト3に入る場所だろう。お茶やコーヒーをいただきながら、大学教員という立場で高校の先生という人たちと話をしていて、ああ昔自分は、この人たちがすごくすごく苦手だったなということを思い出した。あの頃の僕にとって、彼/彼女らは社会や世間という強固なシステムの番人として、生徒たちの前にまず立ちはだかる「大人」の象徴。なぜという問いに答えるのではなく、その問いを問うこと自体が不毛だということを押し付けようとする抑圧的な態度。高校時代には、1人も好きだったり、心を通わせたり、尊敬していた先生はいない。

2日間、人によってキャラは違うが、みなさんそれぞれ真剣に、ユーモアや世間話も交えながら、対応してくれた。まじめに責務を果たしていることや、色々な悩みを抱えていること、生徒のことを想っていることなど、今の僕は何となく感じることができた。学生指導に関しては、共感すら覚える部分もあった。

が、やはりどうしても、茶髪で呼び出されて指導されているというイメージはぬぐい切れなかった。苦手意識って怖い。

早起きして高千穂の雲海を見にいったが、残念ながら出なかった。でも久しぶりに日の出に出会えた。

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Comments

ぼくも教員は苦手でした。呼び出されたり、怒られたりするのはよくて、なんとなく無視されていたような感じがしていました。正直どうも「同じ人間」とは思えなかったのですねえ。

Posted by: masa | October 28, 2009 12:43 PM

>masa

そう、あの感覚、何なんでしょうね。

多分、教師がどうとかではなくて、自分の側に何か疎外感があるんだろうけれど。

Posted by: azuma | October 29, 2009 03:35 PM

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